WorkFlowyを使ったらEvernoteのノート整理がかなり捗った
こちらの記事に触発されて、私もWorkFlowyを使って2、3年ぶりにEvernoteの整理をしてみた。
前回整理したときはWorkFlowyの存在を知らず、結構行き当たりばったりで構成を見なおしたため、かなり時間がかかった。
しかし今回WorkFlowyを使ったところ、かなり楽に効率よく整理ができたので、その過程と最終的なノートブックの構成を晒してみる。
WorkFlowyに「どんな構成にしたいのか」と「現在のスタックとノートブック」を書き出す
まずは、何を基準にどのような構成にしたいのか、という頭の中の考えと、現在のスタック・ノートブックの一覧を全て書き出す作業を行う。
私にとってEvernoteは、資料庫であり、素材庫であり、私の生活のログを残す場である。私に関する物事を残すための大きな倉庫の役割を果たしている。
その概念は使い始めた数年前から変わってはいないけれど、ここ2年ほどの私生活や仕事環境の変化などには対応しきれていない感じがあった。
今後は、より生活と思考に密着したEvernoteにする必要があるなあと感じ、構成を大きく変えてみることにした。
ノートブック整理の基準として、まずは「自分の思考を残す」ことを最優先に考えた。
自分で考えたこと、調べたこと、アイデアメモ、目標、やりたいこと・・・これをトップに持ってきて、自分の内面や考えと向き合うための場を整理する。
そこを基準にして、「制作や仕事に役立つ知識」「家族のこと」「生活を潤してくれるもの」など、間接的に自分を構築するためのノートブック群を構成することにした。
ぼやっと構成が見えてきたら、現在のEvernoteのスタックとノートブックを全て書き出していく。
この作業は、WorkFlowyの特徴でもある「トピックをドラッグ&ドロップで自由に入れ替えできる」機能を使って、ノートブックの構成をいじくりやすくするためだ。
トピックを入れ替えながら構成を考える
スタックとノートブックを書き出したら、今度はどのようなスタックとノートブックに作り変えたいのかを書き出していく。
まずは大枠であるスタックの構成を考える。
私は一番最初に「ブレイン」と「ログ」というスタックを作成した。これは、今までは自分に関するログやアイデア、メモ、やりたいことなどは1つのスタックにまとめていたが、今回から「能動的なもの」と「静止的なもの」の観点でスタックを分けることにしたためだ。
「能動的なもの」は、自分が積極的に考えたこと、目標、アイデアのメモなど、その後の生活や制作に役立たせたいもの。これらを「ブレイン」というスタックにまとめることにした。
「静止的なもの」は、ツイート、Instagram、ブログの更新後の記事など、主に自動的にバックアップされるログの集まり。その後、特にアクションを起こす必要が無いものの集まりなので、「ログ」というスタックにひとまとめにし、スタックの並びも一番下にすることにした。
次いで、やりたいことなどをまとめる「ウィッシュリスト」、家庭に関する「家・生活」スタックを作り、他は現在とあまり構成が変わらないスタックをリストアップした。
さてここからがWorkFlowyの本領を発揮するところ。
新しく構成したスタックの下に、書き出したノートブック群をぽいぽい移していく。
あまり難しいことは考えず、このノートブックはこのスタックの下が合うな、とか、こんなノートブックが必要だな、とか自分がしっくりくるようノートブックを分類する。
その過程で、1年以上新たにノートが追加されていないノートブックは基本的に廃止するか他のノートブックに統合させるようにした。
ノートブックの構成を確定する
分類が完了したら、ノートブック名を変更したり、更に吟味してノートブックを移動/削除/追加しながら構成を確定させていく。
今までの慣習で、スタックにはアルファベットを、ノートブックにはアルファベット+連番を振り、ノートブックの並び順を固定。
ここでの構成をもとに、Evernoteのスタックとノートブックを編集する。
Evernoteを編集する
ここまで終わったら、実際にEvernoteのスタックとノートブックを編集していく作業を行う。特筆することがないくらい黙々と作業を進めるのみ。
あ、ツイエバとかIFTTTとか外部連携サービスのノートブック名変更もお忘れなく。
新しいスタックとノートブックはこんな感じ
全ての編集が終了したので、全スタックとノートブックを公開。
WorkFlowyを使うことによって、事前に「あーでもないこーでもない」とノートブックをかき回す作業がとても楽に行うことができた。
トピックを自由に入れ替えられる、というのは、私みたいに行き当たりばったりで整理整頓を始めようとする人にとってはとても嬉しい機能だなあ。
WorkFlowyはこちら(https://workflowy.com/invite/2a24ac02.lnx)のアドレスから登録してもらうと、あなたにも私にも+250行(トピック)の特典がつくので、気になる方はぜひ!